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法政大学出版局より発行されている
水車・風車・機関車「機械文明発生の歴史」
坂井州二 著
を読みました。
1冊目です。


米と麦を主食とする東洋人と白人の違いから、機械文明の発展に差が出たこと皮切りに、歯車を使用する水車と風車を利用した製粉に関してのお話が始まります。
続いて、製粉技術を基にした木材加工や機関車の誕生等の技術発展・応用発展が述べられます。

個人的にはとても面白かったです。
一番のお気に入りは「ルール工業地帯のできた理由」の項です。
ルール工業地帯の名前の由来のルール川はとても小さく京都の鴨川の2/3程度なのだが、ドイツ人の歴史やルール周辺の特定ともあいまって大きくなっていった。。。
図や写真などがあって面白く読めました。

ただし、図を用いての説明の部分は本のサイズがA4よりちょっと小さめで、やや分かりづらい部分が多かったです。
それに関して著者もあとがきに「本の関係上、図は小さいが、大きくすれば理解はしやすくなる」のようなことを書いています。

回転機構の発展の様子や時計に関することが多いので、現在モーター設計に携わっている人や時計に興味のある人には「豆知識」としてお勧めだと思います。
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