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TOTO出版から発売されている「寄生虫博士トイレを語る」を読み終わりました。
2冊目です。
著者は鈴木了司さんといって、寄生虫学を専門としている方です。
とは言うものの、この本のメインはトイレです。
例えば、6節の馬桶という中国の昔のトイレを語っていますが、非常に面白い。
普通の雑学の本を読むよりも面白いし、ためになる!
なんだかトイレつまり排泄に関することはタブー扱いされてる感じがしますが、この本では一切そんなことはありません。
ただ、電車の中で読んでて隣の女性の痛い視線を感じたことは確かです。


さて、この本の構成は前半はアジアのトイレ事情を語り、後半は著者のトイレに対する思いがほとばしる、そんな形式。
アジアのトイレでは、メチャ不安定な格好になってしまう危ないトイレの紹介から、海の上に設置されたトイレ、はたまた海の中ですます人々などなど。
世界にはいろんなトイレがあることが紹介されています。
本当に驚きです。

その前に驚きなことがありまして。。。。
それはトイレメーカーの東陶に出版部があったこと!
冒頭にも紹介しましたが、TOTO出版さんです。
いやぁ、知らなかったですよ~
出版物一覧を見ると結構興味を持ってしまう自分がいましたw
寄生虫博物館に行きたくなった!
おいらと一緒にランキングへ!





P.S.最近、自分の中に寄生虫がいるようで仕方ない。。。
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法政大学出版局より発行されている
水車・風車・機関車「機械文明発生の歴史」
坂井州二 著
を読みました。
1冊目です。


米と麦を主食とする東洋人と白人の違いから、機械文明の発展に差が出たこと皮切りに、歯車を使用する水車と風車を利用した製粉に関してのお話が始まります。
続いて、製粉技術を基にした木材加工や機関車の誕生等の技術発展・応用発展が述べられます。

個人的にはとても面白かったです。
一番のお気に入りは「ルール工業地帯のできた理由」の項です。
ルール工業地帯の名前の由来のルール川はとても小さく京都の鴨川の2/3程度なのだが、ドイツ人の歴史やルール周辺の特定ともあいまって大きくなっていった。。。
図や写真などがあって面白く読めました。

ただし、図を用いての説明の部分は本のサイズがA4よりちょっと小さめで、やや分かりづらい部分が多かったです。
それに関して著者もあとがきに「本の関係上、図は小さいが、大きくすれば理解はしやすくなる」のようなことを書いています。

回転機構の発展の様子や時計に関することが多いので、現在モーター設計に携わっている人や時計に興味のある人には「豆知識」としてお勧めだと思います。


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